セカコロ PokémonSV ダブル [1次予選]
セカコロ PokémonSV ダブルの1次予選で使用していたPT。
本大会のルールは先進的で、LINEを用いて参加申請とマッチングを行い、送られてきたあいことばを入力して対戦するというもの。
1次予選は準伝説及びパラドックスの仕様が禁じられている所謂シーズン1のルールに則って行われる。
また本大会では、日替わりでのPT変更が認められている。
昨日マッチングした相手と再度マッチングした際、情報アドバンテージでの差を無くす為と思われる。
その為、本来であればPTを複数用意して挑むのがセオリーなのだろうが、
対戦環境に第5世代以降の殆どいなかった私にとって、即席でPTを組み上げる事は難しく、
そんな突貫のPTでは勝てるものも勝てなくなると思い、PTを1つに絞る事にした。
結果的に1,2日目を不参加のままPTを熟考し、その翌日の1次予選3日目にて[3-0]で勝ち越し。2次予選への出場権を手にした。
しかしながら、1次予選は明々後日まで続いており、3次予選へと駒を進める為にも勝利を目指して毎日挑む事としている。
そんな中何故PTの公開に踏み切ったのかという事になるが、一言でまとめるのであれば「古い」からである。
PTの詳細については後述するが、第5世代環境を最後に事実上引退していた私にとって、
凝り固まって腐敗した知識の結晶が本稿に記すPTなのだと感じている。
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 持ち物 | テラスタイプ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
バンギラス | 岩雪崩 | ダメ押し | けたぐり | テラバースト | 砂起こし | 突撃チョッキ | 飛行 |
ルガルガン | 岩雪崩 | インファイト | 我武者羅 | 堪える | 砂掻き | 気合の襷 | 岩 |
ウルガモス | 熱風 | オーバーヒート | 虫の抵抗 | ギガドレイン | 炎の身体 | 拘り眼鏡 | 草 |
ボーマンダ | 流星群 | 熱風 | 火炎放射 | 暴風 | 威嚇 | 拘りスカーフ | 飛行 |
トリトドン | 冷凍ビーム | 大地の力 | クリアスモッグ | 守る | 呼び水 | オボンの実 | 草 |
モロバレル | 花粉団子 | クリアスモッグ | 怒りの粉 | 茸の胞子 | 再生力 | 黒いヘドロ | 水 |
個別解説
◆バンギラス252-252-4-0-0-0 勇敢(Sの個体値0)
HAぶっぱ。
砂嵐によるD上昇+チョッキは凄く動かしやすくなる反面、弱点の多さはカバー出来ない為テラスタルは大体このポケモンに切る。
サーフゴー対面では持ち物まで考慮すると特殊であるにも関わらずテラスタルを切らざるを得なくなり、
勿論物理のドドゲザン,パルデアケンタロス,コノヨザルには、同じく対面であればテラスタルは高確率で切らされる。
後述のルガルガンの岩雪崩と併せてダメ押しを入れたり、飛行テラバーストで相手を捲る立ち回りが要求される。
テラスタルをバンギラスに切らされる為他のポケモンが苦しい思いをしているのかと思う反面、
刺さるPTにはとても強いので、総評としては一長一短といったところ。
とはいえ新しいバンギラスの形としては十分な手応えを感じた。
4-252-0-0-0-252 意地っ張り
ASぶっぱ。
正直単体で選出しても、上から岩雪崩を当てられるだけでそこそこ強い。
単体選出の事も考慮して陽気で使った事もあったが、意地っ張りなら削り切れていた場面が多く発生した為元に戻した。◆ウルガモス
4-0-0-252-0-252 臆病
CSぶっぱ。
バンギラスの項目で列挙したポケモンにある受け出し出来るポケモンとして採用。
眼鏡を持たせる事で上記に対してある程度役割が遂行でき、バンギラスで仕留めきれなかったモロバレル等を燃やす役割も担っている。
虫の抵抗は打つ機会が殆どなかったが、この技が持つポテンシャルそのものは高いと感じた。◆ボーマンダ
4-0-0-252-0-252 控えめ
CSぶっぱ。最後に入ってきた枠。
ガブリアスやセグレイヴ等のドラゴンタイプが重すぎるので採用。後述のトリトドンと併せてパルデアケンタロスも見る。
コノヨザルがキツいので天候を無視して殴れるエアスラッシュと、雨を逆に利用する暴風で迷ったが、最終的に威力を取って暴風を採用した。
このポケモンそのものは相変わらず強いと感じるが、コノヨザルもドドゲザンも負けん気の可能性が高く、中々選出し辛い。
ガブリアス対策をもっと他のポケモンで行ってもいいと思うが、パルデアケンタロスに対しても打点がある事もあり採用した。◆トリトドン
252-0-108-140-4-0 冷静(Sの個体値0)
Hぶっぱ,C11n,残りB。
ガブリアス,ドドゲザン,パルデアケンタロスを見られるポケモンとして採用。コータスの晴れPTを相手にする際にも選出していく。
ヘイラッシャへの対抗策も兼ねてクリアスモッグを採用しているが、あまり寿司入りの構築に当たらなかったのでこの枠の適正は不明。
ガブリアスへの役割遂行技として冷凍ビームを採用したが、この枠は凍える風の方が強い気がしている。
その場合、ボーマンダを臆病且つ命の珠に変更し、技の打ち分けを出来るようにする事で苦手なポケモンに対する柔軟性を上げる事も出来ると考えている。◆モロバレル
252-0-252-0-4-0 呑気(Sの個体値0)
HBぶっぱ。
前述のトリトドンは最後から2番目に採用が決定したポケモンであった。(最後はボーマンダ)
このトリトドン採用前、ヘイラッシャを見るポケモンとして採用していた。
マスカーニャとニンフィアの一貫性を切るといった目的でも採用しているが、
この枠は他に適任が居たようにも思える一方で、上手く回せばとても強いポケモンである事も間違いないので熟考の余地はある。
相手のコノヨザル,キョジオーン,ガブリアス,マスカーニャが重い。
恐らくどのPTでも重くなりがちなポケモンなのだろうが、明確な回答を用意していないこのPTは弱く、そして古い。
Tyranitar (M) @ Assault Vest
Ability: Sand Stream
Level: 50
Tera Type: Flying
EVs: 252 HP / 252 Atk / 4 Def
Brave Nature
IVs: 0 Spe
- Rock Slide
- Assurance
- Low Kick
- Tera Blast
Lycanroc @ Focus Sash
Ability: Sand Rush
Level: 50
Tera Type: Rock
EVs: 4 HP / 252 Atk / 252 Spe
Adamant Nature
- Rock Slide
- Close Combat
- Endeavor
- Endure
Volcarona (F) @ Choice Specs
Ability: Flame Body
Level: 50
Tera Type: Grass
EVs: 4 HP / 252 SpA / 252 Spe
Timid Nature
IVs: 0 Atk
- Heat Wave
- Overheat
- Struggle Bug
- Giga Drain
Salamence @ Choice Scarf
Ability: Intimidate
Level: 50
Tera Type: Flying
EVs: 4 HP / 252 SpA / 252 Spe
Modest Nature
IVs: 0 Atk
- Draco Meteor
- Flamethrower
- Heat Wave
- Hurricane
Gastrodon (F) @ Sitrus Berry
Ability: Storm Drain
Level: 50
Tera Type: Grass
EVs: 252 HP / 108 Def / 140 SpA / 4 SpD
Quiet Nature
IVs: 0 Atk / 0 Spe
- Icy Wind
- Earth Power
- Clear Smog
- Protect
Amoonguss (M) @ Rocky Helmet
Ability: Regenerator
Level: 50
Tera Type: Water
EVs: 252 HP / 252 Def / 4 SpD
Relaxed Nature
IVs: 0 Atk / 0 Spe
- Clear Smog
- Pollen Puff
- Rage Powder
- Spore