ピカチュウとライチュウ
7月6日(土)・7日(日)の2日間、店舗対抗ポケモンセンターバトルが開催されます。
自分は「御三家とかどうせ使わない」と受け取りそのものを見切っており、
今大会自体も「既存のポケモンを適当に組み合わせて取りあえず予選抜けられればいいかなぁ」程度にしか考えていませんでした。
しかし、今大会のルール内に
「5月15日(水)〜7月7日(日)の期間中に、全国のポケモンセンターでプレゼントしている7匹のポケモンのうち1匹を手持ちに入れて、バトルに参加」
という条件がある事に気が付きました。(6月26日現在)
このままでは大会に参加できないと焦りを感じた為、きちんとした構築を組む事を決めました。
たまたまピカチュウを配信している期間にポケモンセンターへ行き、受け取っていたので
今回はピカチュウとライチュウをそれぞれ考察しようと思います。
また、自分が参加するのは前半の7月6日(土)なため、見せ合い無し44のダブルバトルを前提として話を進めます。
ピカチュウ
種族 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 夢特性 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ピカチュウ | 35 | 55 | 30 | 50 | 40 | 90 | 避雷針 | 電気玉なし |
ピカチュウ | 35 | 130 | 30 | 120 | 40 | 90 | 避雷針 | 電気玉あり |
可愛い見た目とは裏腹に、耐久面は絶望的に低い種族値をしています。
その反面、攻撃面においては非常に数値が高く、とても攻撃的で極端な種族値をしています。
しかし上記の通り、確定1発で倒せるポケモンはほぼ皆無であり、補正をかけても確定2発〜乱数1発程度の火力です。
これにより、現環境において考え得るほぼ全ての先制技で倒されるピカチュウが削り役には適さない事が分かりますが
仮にそうでなかったにせよ、もっと効率よく削れるポケモンは数多存在し、ピカチュウでする事ではないとわかります。
また今回配信されたピカチュウは、ピカチュウのアイデンティティの一つである「ねこだまし」を持てない事もあり、
せっかくの「電気玉でライチュウ以上の火力が出せるうえに小回りも効く」という強烈な個性を生かせず、ダブルバトルでの使用は難しいと考えました。
そのため、このポケモンの採用を見送るという結論が出たので、ピカチュウの考察はここで筆を置きます。
ライチュウ
種族 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 特性 | 夢特性 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ライチュウ | 60 | 90 | 55 | 90 | 80 | 100 | 静電気 | 避雷針 | 専用アイテムなし |
ピカチュウと比べると火力は大幅に下がりますが、持ち物に自由度が生まれ、素早さや耐久も平均的なポケモンになります。
しかし物理耐久は依然として紙であり、耐えて殴るという形で採用するにしても不安が残ります。
以上を踏まえると、ライチュウは避雷針という個性を最大限に生かして戦うPTにおけるサポート的な役割が最適だと思いました。
サポート技の候補は「手助け」,「電磁波」,「毒々」,「威張る」,「光の壁」,「雨乞い」,「鳴き声」,「身代わり」,「守る」
攻撃技の候補は「目覚めるパワー(氷,炎,草)」,「草結び」,「10万ボルト」,「雷」,「放電」,「フェイント」,「シグナルビーム」,「ボルトチェンジ」
などがありますが、どれもライチュウでやる必要性もなく、他のポケモンの劣化的立ち位置である事には変わりません。
これらを解消するには、サポートという立ち位置のライチュウに「特性を生かした立ち回り」という個性的要素をプラスしなければならないと感じました。
そして結果として出た回答が以下の2つです。
・上から叩く事を基本戦術としていて、電磁波による被害が大きそうなPTに入れる
・相手を麻痺させて戦う事を軸とし、アタッカーとサポートの立場を両立できる「放電」を意識したPTに入れる
前者は主に雨PT、後者はムシャーナ+ライチュウといった感じでしょうか。
具体的なPT案はここには書きませんが、いずれにせよライチュウのアイデンティティを生かして戦うPTに仕上げたいです。