ポケモンセンターバトル【07/06(土)】

店舗対抗ポケモンセンターバトルに行ってきました。
ルールは見せ合い無し44のダブルバトルで、配信された個体の御三家を入れなければならない縛りつき。
前回のポケセンバトルでユウキさんが使用していたこれをアレンジしたものを今回は使いました。

構築までの流れ

御三家を必ず入れなければならないという縛りと見せ合い無し44というルールの中で、スイッチトリパを使うの難しそうだと思いました。
とくにコウカザルやピカチュウが猫騙しを覚えない事はそれに拍車をかけており、自分では扱えないだろうと判断したため純粋なトリパで臨むことにしました。

トリル状態で動きやすくなる御三家は「ドダイトス」,「エンブオー」,「エンペルト」の三匹だと思っていましたが
これらのどのポケモンをエースアタッカーとして据えるにしても、残る不安要素があまりにも大きく不安定だと感じました。
この御三家の中でも、攻撃範囲が広くそこそこの火力を出せるエンブオーに注目し、使う事に決めました。

しかしエンブオーに頼りきっていては勝てない敵も多く、御三家に刺さるポケモンとして注目されていた「トリトドン」には為す術も無いため
エンブオー以外にも、トリル状態で試合展開を加速させるポケモンを入れる事にしました。
そこで注目したのが、去年のポケセン大会にて使われたユウキさんのパーティ。
ここではエンブオーのような「いばラム」アタッカーのポジションがドサイドンですが、
草や鋼が一貫して重そうだったのでここをエンブオーに変え、アレンジしていきました。

パーティ概要

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ポケモン	NN	技1	技2	技3	技4	特性	持ち物
ヤミラミ	イヤミラミ	猫騙し	フェイント	威張る	睨み付ける	悪戯心	メンタルハーブ
ドータクン	サビタクン	大爆発	威張る	日本晴れ	トリックルーム	浮遊	ノーマルジュエル
ムシャーナ	ゆめりあ	サイコショック	目覚めるパワー(炎)	威張る	トリックルーム	テレパシー	オボンの実(エスパージュエル)
エンブオー	エンブオー	フレアドライブ	アームハンマー	岩雪崩	守る	猛火	ラムの実

参考にさせて頂いたユウキさんのパーティ内におけるギミックの一つとして存在するフェイント+大爆発は
「理論上防ぐ事の出来ない削り」であり、「試合展開を加速させる」という条件にピッタリと当てはまっています。
「日本晴れ」は雨への対抗策として採用しており、爆発の前のターンに打つ事でニョロトノの交代を誘発(交代先への爆発による圧力)し、
ドータクンが退場した後に、ムシャーナの他にもエンブオーを出して行ける選択肢が生まれ、プレイングに幅が生れます。

フィニッシャーはあくまでも「いばラム」エンブオーなので、ドータクンの爆発を通す事を最優先に考えました。
ドータクンのトリックルームの後、守るや見切りを捨てているヤミラミを野晒しにしたくないので、早急に退場してもらうためにも攻撃技は『大爆発』のみ。
上記の理由から『トリックルーム』と『日本晴れ』を採用し、ラスト1枠はなんとなくで『威張る』にしました。

ヤミラミは初手でドータクンと並ぶ事を想定しているので『猫騙し』は確定。
大爆発の通りをよくする効果を持つ『睨み付ける』と『フェイント』もそのまま採用。
ラストはドータクンが爆発した後、後ろから出てきたエンブオーに対し即座に「いばラム」を決めたかったので『威張る』を採用しました。

ドータクン退場後に威張るを味方に打ち終えたヤミラミは基本的に用済みです。
モタモタしている内にトリルが切れて巻き返される事も考慮し、ラストはムシャーナ。
クレセリアでない最大の理由はSの種族値にあります。
パーティ全体を通して重くなっている「トリトドン」,「ナットレイ」,「モロバレル」,「ハッサム」などに対しては、
トリックルームを張ってもろくな有効打がなく、鋼が混ざっていると爆発で処理するもの困難なため、エンブオーを処理された瞬間に勝ちが絶望的になります。